木訥としてシンプルな構成．2018年の「熱」を感じさせない酒躯．加えて11.5%という控え目なアルコール度数…
渇きを潤す，所謂「ヴァン・ド・ソワフ」ってやつですね．
亜硫酸無添加ながら開栓2日目まで清潔な香味．(まぁするする系なので3日はもたないと思いますがw)

輸入元のコメントに「2000年台前半にピノードニスにハマった方にはピンポイントで喜ばれるワインではないでしょうか？」とありましたがなるほど．2002年のあれのことですね．
香味は若干異なりますが，当時の「剛」のランジュ・ヴァンのそれに対し「柔」だったあやつとの共通項も確かに．