ラツィオ北部、トスカーナやウンブリアに近いヴィテルボ、カルデラ湖として有名なラーゴ ディ ボルセーナの湖畔に広がる畑。ジャンマルコ アントヌーツィ、これほどまでに挑戦的であり、もちろん感覚的ともいえる造り手は彼をおいて他にどれくらいいるでしょうか。

ボルセーナ周辺の火山性ミネラルが豊富でありながらも、決して重くない。軽やかかつ繊細な地質特徴を持った畑。Le Coste と呼ぶ畑では、すべてのブドウ樹を超高密植のアルベレッロ仕立て、単一ではない様々な個性を引き出すために、セレクション マッサール(そのために親しくも敬愛する、すばらしい造り手達より苗木を分けてもらうなど)を、そして個性の最大限の表現ともいえるピエディ フランコ(台木を使わずに自根による栽培)、考えうる最大限の挑戦をしている畑。栽培については言うまでもなく、一切の肥料や薬品類を用いず、ビオディナミ式の手法を取り入れた栽培。そして醸造においても、科学的な介入やコントロールを一切排除したアプローチ。果実の持つ個性や特徴を最大限に生かしつつも、 ワインそれぞれに明確な立ち位置と遊び心を持った醸造。そんな、自由奔放、傍若無人(失礼ながら)なジャンマルコより、春のリリースが無事に到着いたしました!


畑や土地、ブドウの表現、そんなものはすべて忘れて、飲むことを楽しむ!楽しみながら飲む?どちらにせよ心地よさ、楽しみを追求したワインです!

2014年、イタリア全土でみられる天候不順、、。それは例外なくレ・コステの畑でも起きました。日照不足と長雨によって、収穫量は激減。しかも残ったブドウでさえ例年とは比べ物にならない状態。「今年はリトロッツォばっかりだよ、、、。」そう残念がるジャンマルコ。と言いますのも、素晴らしい収穫を迎えれば迎えただけ、そのブドウに対して最大限の挑戦(冒険といったほうがいいのかもしれません、、汗)をするジャンマルコ。残念ながら、今回はその挑戦に値するブドウがごく僅かになってしまった、という事です。その分リトロッツォにまわすブドウが増えるという結果、、、、汗。本人は残念がる一方で、個人的には楽しみを追及するこのワインがたくさんあるということも、そこまで悪いことではないんじゃないかなぁ、、と考えているんですが。
何とも複雑ではございますが、悪い年には悪い年なりの楽しみ方、とでもいいますか、楽しんで飲み干していただけますと幸いです!ちなみに今年のリトロッツォは、寒い年の雰囲気そのままに、糖度が低く控えめなアルコール。例年以上の飲み心地を持っております!これはこれで、十分楽しめてしまう、、、転んでも、ただでは起きない彼らしいワインになっております。


   ━ エヴィーノ 新津さんのコメントより抜粋 ━ 

  • [ 商品コード ] 1614
  • レ・コステ
  • 【2014】 リトロッツォ ロッソ <1000ml>
  • [ 商品コード ] 1614
  • 価格2,920円(税込)
  • 在庫切れ

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