茨城県の端っこ、境町にある酒屋です。境町は利根川沿いにあり千葉県・埼玉県・栃木県・群馬県・東京都に近い茨城の玄関口。
品質管理は最大限気を遣っています。ワインセラーは20坪弱ありちょっと自慢のセラーです♪

　2002年にロワールでワイナリーを立ち上げた、新井順子さんのドメーヌ、ボワ・ルカ。ロワールでもガメイは栽培、醸造をしているので経験はありますがロワールよりぐっと南に下がったガメイを手掛けるのは今年で３回目。それも収穫方法・醸造方法・出荷期間等、色々と制約があるなかで新井さん本人がほとんど醸造します。収穫時期はボジョレーの方が若干先なので、ロワールからブルーリィを何度も往復して（片道５時間、頑張れば日帰り圏内）このヌーヴォーとロワールのワインを並行して醸造するという、まさに体力との闘いです。

　ル・ポン・ドゥ・ディアブル（小悪魔の橋）という樹齢60年の単一畑のボジョレー・ヴィラージュ。畑の所有者は‘ジョヴェール家’。ボジョレーのクリュでは南に位置するブルーリィにあり、現当主マルセルは４代目。SO2もほとんど使わず、無農薬栽培で自然な味わいに拘り続けている造り主です。その畑を借りて、今年も新井順子が挑戦です。

　醸造方法は基本的にスミカルボニック、勿論収穫を出来るだけ待ち天然酵母で発酵、補糖は一切行わず、SO2を一切加えず、発酵中の二酸化炭素の注入も行いません。

新井順子さんのコメントより。